アンジュは3相性第2世代低用量ピル分類の経口避妊薬

ピルには、卵巣から分泌されるプロゲステロンとエストロゲンと同様の作用を及ぼす合成ホルモンが含まれており、合成ホルモンが脳下垂体に作用しFSHとLHの分泌が抑制される事により、卵巣と子宮の働きが阻害され避妊効果を発揮する経口避妊薬です。
ピルは、配合されている合成ホルモン量により高用量、中用量、低用量、超低用量の種類があります。
アンジュは、トリキュラー、マーベロン、オーソ777、ファボワールなどと同類の低用量ピルであり、婦人科などの医療機関の処方箋が必要な処方箋薬ですが、用法用量に従い1カ月分であれば税関や厚生労働省へ申請する必要が無く個人輸入が可能です。
合成黄体ホルモンの医薬成分により第1世代~第4世代に分類されています。アンジュは、合成卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールと合成黄体ホルモンのレボノルゲストレルを含有する第2世代の低用量ピルであり、レボノルゲストレルは、ノルゲストレルの薬理効果のある光学異性体のみを配合している為、第1世代黄体ホルモンのノルエチステロンと比べて少量でも確かな薬理効果があり、合成ホルモンの総量が少ないので副作用が少なくなっています。しかし、第2世代のレボノルゲストレルは、副作用としてアンドロゲン作用が指摘されている為、アンジュは3相性の低用量ピルとなっています。
ピルは、一般的に1日1錠の服用を21日間継続し7日間の休薬期間を経て、29日目から新しいシートで服用を開始しますが、飲み忘れを防止する為にプラセボと呼ばれる合成ホルモンが配合されていない錠剤が、7日分ついているタイプもあります。
アンジュは、生理初日より服用を開始し6日間、5日間、10日間と合成黄体ホルモンの配合量が3段階で増量されている3相性のピルであり、前半の合成黄体ホルモンの配合量を減らしているので、自然なホルモンバランスとなり、副作用のアンドロゲン作用が少なく抑えられています。